ＣＬＯＭＡは、２０１９年1月１８日に一般消費者向け商品のサプライチェーンを担う企業が中心となり設立されました。

海洋プラスチックごみ問題の解決に向けては、既に海洋に滞留しているプラスチックの回収とともに、新たに流出させない取り組みが必要となります。
ＣＬＯＭＡは、日本の産業界がこれまで培ってきた技術と知恵を持ち寄り、官民連携で３R と代替素材のイノベーションを加速、プラスチックの循環利用を徹底することで、消費者や社会とともに海洋流出するプラスチックごみのゼロ化を目指す日本発のソリューション＝ジャパンモデルを世界に発信していくことを目指しています。

ＣＬＯＭＡは発足より５年間の活動をとおして会員企業間の協業や自治体との連携などを精力的に推進、リサイクル技術の開発や地域における分別回収の実証テストなどを進め、社会にも注目される多くの成果を生み出してきましたが、反面、これらの経験を通して、プラスチック製造から廃棄のリニアエコノミーをベースとしての資源循環の追求には限界があることも分かってきました。

脱炭素や資源保全に貢献しつつ、海洋プラスチックごみ問題を解決するために、ＣＬＯＭＡは、なるべく早く、サーキュラーエコノミーに適合する社会システムに切り替えて行く提案を行っていきます。
このような考えのもと、ＣＬＯＭＡでは、昨年より若手メンバーが中心となり、多くの会員の意見も聞き取りつつ、プラ資源循環システムのあるべき将来像を検討してきました。
既存の延長線上にはない社会システムを追求することで、日本および国際社会へ貢献するとともに、企業アライアンスとして、新たなビジネスモデルとコスト構造、新たな市場づくりに挑戦していきたいと考えておりますので、関係の皆様には、ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。